― 国際的評価が示す、日本ブランドの強さと新たな可能性 ―

日本政府観光局(JNTO)は、米国の大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)』による「リーダーズ・チョイス・アワード2025」で、日本が3年連続で「世界で最も魅力的な国(The Best Countries in the World)」第1位に選ばれたと発表されました。

さらに同ランキングの「大都市部門」では、東京が2年連続で第1位、京都が第2位に選出。英国版の同誌でも、日本が国部門で第3位、東京が都市部門で第2位に選ばれ、世界の旅行者から高い支持を集めています。
この結果は、日本が単なる観光地としてではなく、「訪れる価値のある国」として世界に評価されていることを示しています。伝統文化、自然環境、そして革新的な都市体験が調和する日本の多様な魅力が、国際的な旅行者の心を引きつけ続けているのです。特に東京や京都は、古き良き日本の情緒と現代的な感性が融合した都市として、世界的なブランド力を確立しています。
今回の受賞は、観光産業だけでなく、日本ブランド全体にとって大きな意味を持ちます。

世界的な注目が高まる中、文化・経済・ライフスタイルといった多様な分野で、「日本発」の価値を発信する機会が広がっています。観光を起点としたグローバルな関心の高まりは、日本の企業活動や地域産業にとっても、新たな成長の追い風となるでしょう。

日本の魅力は、単に美しい風景や伝統にとどまりません。そこにある「心の豊かさ」「創造の力」「おもてなしの精神」が、世界に共感を生み出しています。
当協会は今後、地域文化や観光資源の発信力を高め、持続可能な観光と国際交流の新しいモデルを共創していくことを目指しています。
その一環として、都会のオーバーツーリズムの緩和を図り、地方の魅力を積極的に発信することで、観光客を地方へと誘導する取り組みを推進してまいります。

賛同企業の皆さまには、今回の評価を機に、観光・文化・デジタル・地域活性などの分野で、新たな協働や発信の可能性をぜひご検討いただければ幸いです。